004理学療法士→施設長

氏名:S・S

勤務:正社員

勤続年数:4年

陽明会に入ったきっかけ

病院の一般病棟(亜急性期)で2年働いた後、以前からの知人に誘われる形で入職しました。病院では様々なステージの方を看させていただきましたが、小学生の頃、祖母が10年近く寝たきりであったことから、そのケアをしており、そのことから在宅訪問で働きたいと思っていたこともあり、施設内の訪問看護を中心で行っている当法人の訪問看護事業所に入職しました。訪問看護事業所では看護師の方とも連携でき、知り合いの方もいらっしゃったので、まずは経験を積めると思ったことも一因です。

2019年9月頃から社内の業務改善の仕事をやらせていただき、その後、2020年1月にまごころの杜の副施設長になり、4月には同施設にて施設長になりました。施設長のオファーがあった時は、現場での仕事が好きだったので、迷いましたが、この施設のスタッフも好きだったので、スタッフがより働きやすい環境になるよう施設長として改革したいという想いから、オファーを受けました。

陽明会の良いところ

施設内にリハビリ室があり、これがあるというのは、リハ職としてはありがたいです。クリニックが併設されていることも安心でき、施設内で介護や看護と連携できるところもサービスの質を上げていると考えています。また、まだ若い組織なので、一緒によい組織や運営の形を模索できるところもよいと思っています。私自身、以前から街づくりの研究などを行っていましたが、病院など組織が大きいとなかなか本職以外の部分での新しい取り組みを受け入れてもらえませんでした。陽明会では提案をどんどんできて聞いてもらえるところが良いと思っております。

仕事で大切にしていること

某都知事ではありませんが「入居者様ファースト」を大切にしています。陽明会の理念「たとえ病があったとしてもその方らしく生きる」が好きで、自分自身のモットーともリンクしています。また、若手施設長であると思うので、若い人が組織に対して提案がしやすいように声かけをしています。スタッフには常々、報連相も大事だが、提案もしてほしいと伝えています。意思決定を施設長だけがしているとスタッフが育たなくなるので「提案すること」「そもそもの目的が何なのかということを考えること」をしてもらうよう心がけています。先日も、ご入居者様が結婚式に参加されたいとの報告がありましたが、どの様にすれば気持ちよく参加していただけるかの提案を持ってきてもらい、検討の後、実行しました。

仕事で大変なこと

大変なことは多いと思いますが、性格的にあまり大変と感じません。なんでも経験だと思って、取り組むようにしています。

将来どんな管理職になりたいか

リハ職という職業柄か、自分がいなくてよい組織を目指し、基本はスタッフに自立を促していきたいと考えています。自分はあまり主人公になりたいタイプではないので、皆が主人公になれる職場を作っていきたいと思います。また、まごころの杜は入居者様想いのスタッフが多いので、外の人にもどんどん自慢していきたいです。

応募を検討されている方へのメッセージ

病院で働いていると、こうした方がよいという仮説を立てても検証できなく、歯がゆい気持ちになることも多いと思います。陽明会は、若い組織だからこそ、仮説を検証していけるというよい面もあります。自分の仮設を検証できるということで、若い方、学ぶ意欲がある方がいらっしゃるとすごく実力がつくと思います。ぜひ一緒に学んでいきましょう。