2019年日本の65歳以上の人口は、3589万人となり、総人口に占める割合(高齢化率)も28.4%となりました。
さらに今後約20年は65歳以上の人口は減少しないといわれており、世界に例のない速度で我が国の高齢化は進んでいます。
当然、高齢化が進むと疾病を持ち、通院や入院などの医療の必要性は増えますが、入院日数や病床数を減らそうとする国の方針や、患者様の希望で施設入所や在宅での介護生活となり、本来必要な治療が受けられない方が多数いらっしゃいます。
また、年齢にかかわらず、がんの末期や神経難病など医療行為は必要ですが、自宅などでの生活を望んでいる患者様もいらっしゃいます。
このような患者様に対し、我々は訪問診療により、医師及び看護師が定期的にご自宅や施設に伺い、診察し、患者様の状態を把握し、訪問看護施設、訪問介護施設など介護事業者とも連携を取り、必要な医療、サービスを提供します。
また緊急時は夜間休日であっても、電話で対応し、必要時は往診や協力病院への受診依頼を行います。
私は、ご家族、患者様の利益を最優先に考え、介護によるご家族の生活の変化(転居・転職・離職など)がなく、患者様が安心、安全な生活が送れる地域、街づくりに貢献したいと思っております。